当日はあいにくの雨模様でしたが、駐車場がいっぱいになるぐらい多くの方が訪れており、いまだ衰えないはやぶさの人気を感じました。
呉のときは帰還カプセル一式が展示してあるだけで、ちょっとカメラに収められる物が少なかったのですが、今回は関連する模型などが多数展示されていました。バシバシ撮りまくり。

はやぶさの模型。公式の小さいバージョン。

タッチダウンブログキーボード。こんなマニアックな物まで展示されてます。

イオンエンジン地上耐久試験モデル。こんな小さいエンジンで60億キロも!

マイクロ波イオンエンジン初号機「YOSHINO-I」拡大部。世界初のイオンエンジンの実証に成功。

サンプラーホーンモデル。

ファンビームセンサーモデル。

ターゲットマーカーモデル。展示モデルの位置を示すはやぶさ模型が、いちいちリポビタン D の上に置いてあるところに、スタッフの遊びゴコロを感じます。

ミネルバモデル。

はやぶさカプセルカットモデル。呉では本物のカプセルと並べて置いてあったので、撮影できませんでした。
関連展示物のある部屋を出たあと、別の展示室に行って本物のカプセルを見られるというコースでした。本物はもちろん撮影不可。

ロビーに置いてあった、はやぶさ実物大模型。これは JAXA 製ではなく、別のイベント開場で記念に作られたものだそうです。ちょっと手作り感がありますが、スケール感は圧巻です!

右側から。サンプラーホーンがよく見えます。

うしろから。よく見ると太陽電池パネルとか、段ボールでできてるのが分かります。

イオンエンジン周辺。精巧に作られてます。

下部にはターゲットマーカーも。細かいなー。

この施設にはプラネタリウムがあって、全天周映像 HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-が上映されていました。ギリギリでチケットが取れたので観ることができました。実はプラネタリウム自体、観たのは初めて。スクリーンが球状になっているから、映像を投影しても微妙に歪んで見えたりするんじゃないの?的な先入観がありましたが、むしろ飛び出してくるかのような映像で、凄まじく臨場感がありました。内容的には、はやぶさを CG 化した映像とナレーションだけというシンプルなもの。ですが、逆にそこが、ドキュメンタリータッチで引き込まれました。特に最後の帰還シーン。映像とシンクロして歌が流れはじめる構成は卑怯というか、もう、思い出しただけで目頭が熱くなります…。
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